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【生徒部八段試験】想いが伝わる作文が書けました!

すいこう教室では
年度末最後3月
生徒部八段試験では
2名の中学生が挑戦しました!

11月の試験では
中学2年生の G くんが
毛筆試験に合格に
「楽しい習字」に合格者掲載に載りました。

お習字教室内に
新聞を貼りだしてもらえるのが
子どもたちの
モチベーションのひとつになってる様子。

↑いつもの教室風景。

さあ、
今回挑戦の
中学1年生R ちゃん、
硬筆試験挑戦の中学3年生 E ちゃん、
頑張ってましたよ~♪

3年生の E ちゃんは
受験もありますが
じょうずに時間を調整して
がんばりました!

1年生の R ちゃんは
大人しくあまり多くは語りませんが
強い意志で
八段挑戦まで
頑張っていたのを知っています。

「自分の想いを作文にするといいよ」

少しアドバイスをしたところ
とってもいい
彼女らしい作文になりました。


本人の承諾を得られましたので
全文、掲載させていただきます。

******************

 わたしと習字 中一年 R

 「姉を抜かしたい。」それが、私の目標だった。
私が小学一年生の時、姉が友人に誘われて習字
を始めた時、なぜかわたしもついでのように一緒に
始めることになった。
 最初は言われるがまま少しめんどうくさいと思い
ながら通っていた。しかし、段々級あがっていくこと
が楽しくなっていき、それと同時に、私より早く級が
上がっていく姉に対してとても悔しく感じていた。ど
うにか抜かせないか毎週、毎週、頑張って練習した。
でも、どうしても抜かせなかった。
 ある時、私たちが通っていた習字教室が移転する
ことになり、正直、私はやめるか続けるか迷った。
その時、中学生だった姉はやめると決めた。
私は、抜かすチャンスだ!と思い、紹介していただい
た別の教室で続けることを決めた。
 高学年になり、級から段になると、なかなか上がら
なくなってきた。姉は五段でやめてしまっていたため、
自分にもう少しだ、と言い聞かせながら少しづつ姉の
段に近づいていった。少しづつ、でも確実に段が上が
っていくことを喜びながら、どんどん、書くことが楽
しくなっていった。
 姉の段位を抜かした時、うれしくてたまらなかった。
そのとき、私の目標は、姉を抜かすことから八段をとる
ことに変わった。
 習字は文字をきれいにするだけでなく、文字を書くこ
との楽しさを教えてくれるものになった。
 これからも文字をうまく書けるようにたくさん練習
したい。そして、姉にはもう、抜かされない。


******************

掲載目的は
今後、生徒部八段試験に挑戦するお子さんの
ヒントや目標になれば、
と思って掲載いたしております。

本文をそのまま利用しても
合格できるとは限りません。
あくまでも
君らしい君にしか書けない作文を仕上げましょう。

すいこう教室では
がんばる皆さんを応援しています!